私の初恋はあなただけ

『りっちゃんが追いかけて行っちゃうから私先に帰る事にしたよ!
 私の事追いて行くなんて…!!www
 私、りっちゃん!待って!!って言ったよ?
 まぁ、いいや!!
 たぶん私がいたら起こる事が起こらなくなってそうだし!!
 てか、帰ったらこの番号に電話して?
 今日起こった事全部話してもらうし!!
 あ、ちなみにメアドも書いとくからさ!!
 登録よろしく!!
 じゃぁ、楽しみにしてるよ~!
 バイ              』


嘘、そんな事言ってたの、全然気づかなかったし。

てか起こる事ってなによ!!


とか一人で思いながら家に帰った。

それで今に至る…。


仁衣菜は相当ニヤニヤしていただろう…。

わかるぐらいの声の高さだし、テンションがキモかった。


「え、りっちゃんはまだ爽さんの事好きじゃないの?」

「もちろん。好きになんかなんないし」


普通じゃないか!


「嘘…、ドキってしなかった…?」

「ドキ…?………してないよ!」


本当はした…。

でもしたからなんなの…?


「なに?!その間!!」

「なんでもないし!!」


危ない!!バレるし!!


「まぁ、いいや!それよりさ~、私ね~?」

「え、あ、はい…」


自分の話になった…。

でも助かった~。

ばれちゃうし。

でも、なんだったんだろう、あのドキって…。


てか話長いし!!

私は仁衣菜の恋話を延々と聞かされた…。