私の初恋はあなただけ

な…んで…わた…し…が…こんなに…つか…れなきゃ…いけ…ないの?!

私は今走っている…。

神田爽のために…。

ふと右を見た。

【廊下は走らない!!】

……ごめん!!今だけは許して?!



ってなんでやねん…。

そんなことしてたら…見っけ…。



「神田爽!!!!」


神田爽は肩をピクッと動かした。

そして止まった…。


「なにしにきた…?」

「仁衣菜に追いかけろって言われたから…」

「…なぁ、俺の事そんなに嫌いか…?」


と言いながら私のほうに振り返った。


「いや…嫌いっていうか…」

「俺は好きだ…。あん時からずっと…」

「いや…でも…」

「ん…わかった…。これから絶対俺を好きにさせてみせる。
 お前の初恋の相手を俺にしてみせる。
 絶対に。約束する」


と言って私の小指と自分の小指を絡めた。

…約束されちゃったよぉぉぉおお!!


「あ…?はい…」

「ん。じゃぁ、はい。キスしよう」


とニコッと笑った…。

ドキ…。

……ドキ?!

え、てかキス?!?!


「え、ちょ…!!ん…?!やめ…!!んぅ…!くっ…!はぁ…、はぁ…、はぁ…」

「これからはこういう事いっぱいしていくからね。覚悟…よろしく」


といってまた軽く優しく頬へとキスをして颯爽と帰っていった…。

どうなるのよぉぉぉおお!!