私の初恋はあなただけ

仁衣菜の声に私も含めてみんながうるさ…と思っているようで顔をしかめていた。


「仁衣菜、うるさい」

「だって…!てかりっちゃん!藤崎君に、だ…だき…抱きつかれてるよ…?!」

「あ~…、藤崎君離してください。仁衣菜があれなんで…」

「え~…。しょうがないなー!」


と言って藤崎君が離れた…と思ったら私は宙に浮いていた…そしてすぐに神田爽の足の上に乗っていた…。


「なっ…?!離せ!」

「あ゛?うっせー、黙って座ってろ」

「はぁ?!離せって!」

「てか俺にだけ敬語じゃねーのな」


と言って神田爽はクスクスと笑っていた。

むかつく…!

だってなんで私が神田爽なんかに敬語をつかんなきゃいけないのよ?!


「りっちゃん…」

「…なに?」


仁衣菜が目を全開にして見ていた…。

そりゃぁ、そうか、私がこんなんになっているなんてね…私だってびっくりだよ!!


「その御方と…付き合ってらっしゃるの…?」


は?

仁衣菜とうとう頭壊れたか?

やめろって言ってるのになんで付き合ってるって思うんだよ…。

これは即否定しなければ…。


「おぅ!付き合ってるぜ」

『えぇぇぇ?!』


みんなが一斉に声をあげた。勿論私も…。


「なんで私が神田爽なんかと付き合うのよぉ?!」

「りっちゃん…、やっと初恋が出来たんだね…?!おめでとう!!しかもこんなイケメンと」

「ちょっと待ってよ!」

「そうだよ…」


と言ったのは藤崎君と南雲君?!