数年前から、喜怒哀楽をあまり出していなかった為か、自由に操れないんだよな。 そして、迷ったあげく、口を開いた最初の言葉は、 「あ、あのぉぉ……。」 だった。 何故、恐る恐る声をかけているのかが、俺は分からない。 だから、