ピンポーン。

「あれ?いないのかしら。」

と、母は呟いた。

すると、とてつもなくかっこいい人が出てきた。

「うわぁ。かっこいい。」

思わず私は声に出てしまった。
「ありがとう」

その男の人は低い声で言った。

「あら。愛実奈、気に入った?」