―――――――カナ said―――――――

私達がセフレに
なったのはあれから
一カ月のことだった。

あの日、私は、お母さんに
夜遅く、入浴剤がないと
言われ、おつかいを頼まれた。

買い物をすませ、はやく
家に帰ろうと、近道を通ることにした。

危険な道だと友達から聞いていたけど、
本当に夜遅くだったため
しかたなく通ることにした。

しばらく歩いても
家にたどり着くことはなかった
たどりついた場所は
想像してはいないとこだった。

そこは、キラキラ輝いていて
私には場違いだった

「姉ちゃん!
  俺たちと楽しいことしない?」

ナンパだ。

「えっ・・・・。
  あ、あのぅ、、、。」

「いいからおいでって♪!」

私はナンパ男たちに手をひかれ、
暗い路地に進んでいった