―――――――寛之 said―――――――


放課後の廊下を一人で歩く俺。

音楽を聴きながら
携帯を持ち、とてもいい雰囲気だ

母親の遺伝で、整った顔立ち
そのせいで、女たちが
俺の周りを囲んでくる

こんなに、一人でのんびり
できたのはいつぶりだろう

帰る時まで
つきまとってくる
女ども達

そんなことを考えていると・・・

〚ドンッ〛

なにかとぶつかった。

俺の大切な時間が
ぶち壊しだ。

ついでに携帯もぶち壊し。

だれだ、、、?

「ご、ごめんなさい」

女の声がしたため無意識のうちに
身についた
つくり笑顔をとっさにした