着信音…


「もしもし、あつし!」


「おぅ!待ってたわ
部活終わったの?」


「終わったから電話してんだっつーの!
お前らいまどこ?」


「駅前のカラオケー
はやく来いよ」


「了解!」



俺は自転車に乗って
駅までこいだ


そのときの空は


今から訪れる出会いを


祝福しているかのように


雲が1つもなかった