「・・・ハァ。」


ガタンと音をたてて落ちてきたミルクティー。


とりあえず逃げてきたは良いけど、
戻りたくないなー。



別に皆といたくないとかじゃないけど
何て言うか、高校の子たちとは
腹を割ったような話とかそういう話
しにくいっていうか・・・

一線引いちゃうっていうか。



とにかく、あの場にいずらいんだよね・・・






「・・・ハァ。」



何度目か分からないため息を吐いた後、


「・・・そうだ、またあそこに行こ。」


と呟いて、足早に歩きだした。