月の綺麗な夜に。


どう見ても、具合が悪そう。


『お母さん〜!レオが大変だよ。』

「あら?レオ、大丈夫?」


お母さんは、ぐったりしてるレオをミカン箱に入れて、自転車の荷台に乗せると、勢いよくペダルを漕いだ。


『お母さん?何処に行くの?』



走り去る自転車を追いかけたが、見失ってしまった。