「洋子、お母さんは?」 「まだ、帰ってないよ。」 返事を聞くまでに、車から段ボールを持ってきた。 「何?」 洋子が聞いているのが、聞こえたか分からないが、友香理は持ってきた段ボールに声をかけると、箱を開けた。 「今日からここが家だからね。」 私は気になって、肩から降りると、箱の中を覗き込んだ。 「こんにちは、こんばんわかな?」 ビクッとして後ずさる。 「レオ、みんなに可愛がってもらうんだよ。」 友香理はいいながら箱から大きな彼を持ち上げて、みんなの前に座らせた。