右の車は、やり過ごした。 左からの車が、そんなに早く来ると思わなかった。 習性なのか、走り始めると、引き返せない。 間一髪! 反対側に辿り着いた。 全身の毛が逆立ってるのがわかる。 『あ〜っ、怖かった。』 ほっと一息つきながら、身軽で良かったと思う。 レオだったら重いから、今のじゃ間に合わないだろうな? って言うより、もっと安全な方法を考えるのかな?