いつもと同じ朝の筈だった。 その時、私は気がつかないで、クロがいないか、橋の下に見に行っていた。 丁度クロが帰って来た。 顔を見るのは、二日ぶりだと思う。 会わない間のことをいっぱい話した。 時間がたつのは、楽しいと早いように感じる。 あっという間にもう夕方。 クロは相変わらず、家には来てくれないけど。 じゃあまたねと告げると、家へと急いだ。