「ちょッ麗衣!?手!!」




「あ゛?んなの知るかよ。行くぞ」





麗衣は電車に乗っても手を離してくれなかった。





あたし・・・やっぱ麗衣が好き。優しいところも変に真面目なとこも全部好き。





「あ、ほら瑠香・・・着いた。また帰りこの駅でまってろよ?じゃぁな」




麗衣はあたしに手を振ってそのまま次の駅へ行ってしまった。




なんか・・・すごい怖い。麗衣がいないと不安になる。