『守ってあげたい人』
ライガのことをそんな風に思う。
恩着せがましくておこがましくて……。ライガにとっては有難迷惑、余計なお世話だってわかっているけれど。
でも本心だから仕方がない。
どんな時も何があっても動じず、常に自然体で自由に思うがままに振る舞うライガ。恐れるものなんか何もないんじゃないの? って思うほどに強くて逞しい人。
大勢に寄って集って殴る蹴るの乱暴を受け、傷だらけで痛々しいほどにボロボロで、足元がおぼつかないほどにフラフラで……。
それでもライガは、私に向かって微笑んで見せた。
メニュー