ぎゅうっと私を抱き締めたまま、ライガが動かなくなった。まるで、しがみ付いていないと私の上から落っこちてしまうと思い込んでいるみたい。可笑しい。
思わず笑い声を漏らすと、ライガは乱れた呼吸を整えながらも「何?」と耳元で聞く。
何でもないよ、と答えて私もライガにしがみ付いた。また愛しさが溢れて来て、両腕に思いっ切り力を込めた。
「ライガ……ありがとう」
それは、無意識にこぼれ出た言葉だった。
ライガが上体を少し起こして組み敷いた私をまじまじと見下ろす。密着していた身体が離れ、その間をスーッと風が通り抜けたように感じた。
ライガの今にも泣き出しそうな顔を目にして、自分がまた余計なことを言ったんだと悟る。
『ごめんなさい』
頭の中だけで謝った。きっとこれも口にしてはいけない言葉だ。
思わず笑い声を漏らすと、ライガは乱れた呼吸を整えながらも「何?」と耳元で聞く。
何でもないよ、と答えて私もライガにしがみ付いた。また愛しさが溢れて来て、両腕に思いっ切り力を込めた。
「ライガ……ありがとう」
それは、無意識にこぼれ出た言葉だった。
ライガが上体を少し起こして組み敷いた私をまじまじと見下ろす。密着していた身体が離れ、その間をスーッと風が通り抜けたように感じた。
ライガの今にも泣き出しそうな顔を目にして、自分がまた余計なことを言ったんだと悟る。
『ごめんなさい』
頭の中だけで謝った。きっとこれも口にしてはいけない言葉だ。



