pianissimo.

けれど、たとえ冷酷非情でも、どんなライガでも、ライガはライガだ。私だけは味方でいたい。

無条件でライガを愛したい。



それが『誰かを好き』ってことでしょう?





姫花ちゃんには嘘のメールを送った。


『急に先生に呼ばれて、来るの遅れちゃった。
 今、屋上着いたんだけど、もう帰っちゃったかな?』


『うん、遅かったから教室戻って来ちゃった(笑)
 また今度ね!』


すぐに返って来たメールは全く気にしていない風な内容だった。けれど、きっと企みが失敗に終わって、今頃姫花ちゃんは悔しがっていると思う。そんな想像をしたら、ちょっとだけ気持ちがスカッとした。



『あなたは姫花ちゃん?』

肝心なことを聞き忘れていることに気付き、すぐにまた私も返信した。

ちょっとだけ間を置いて『バレたか』と返って来た。ペロッと舌を出している絵文字付きで。