屋上に私たちを閉じ込めたヤツラだ、間違いない。今日も屋上は他の誰かが使用中なんだろうか……。ふと、そんなことを思った。
「良くやるよなー。ダブル不倫?」
「バーカ、お前、夫婦じゃねーし」
「んじゃ、ダブル浮気?」
「それ、いまいちしっくりこねーなぁ」
そんなやり取りを勝手に交わし、二人は下品な笑い声を上げた。けれど、一緒に居たもう一人が、
「やめとけ、ヤツに構うな。ラオウに殺(ヤ)られるぞ」
たしなめるように言ってクルリと踵を返した。
「くっそー、ヤニ切れ感ハンパねー」
私たちに当て付けるように、一人が忌々しげに叫び、
「『束縛なんかしないで、お互い自由に恋愛楽しもうぜ』って? 優雅だねー。やっぱビッグカップルはちげぇーよなー」
もう一人はくだらない嫌味を落として行った。
「良くやるよなー。ダブル不倫?」
「バーカ、お前、夫婦じゃねーし」
「んじゃ、ダブル浮気?」
「それ、いまいちしっくりこねーなぁ」
そんなやり取りを勝手に交わし、二人は下品な笑い声を上げた。けれど、一緒に居たもう一人が、
「やめとけ、ヤツに構うな。ラオウに殺(ヤ)られるぞ」
たしなめるように言ってクルリと踵を返した。
「くっそー、ヤニ切れ感ハンパねー」
私たちに当て付けるように、一人が忌々しげに叫び、
「『束縛なんかしないで、お互い自由に恋愛楽しもうぜ』って? 優雅だねー。やっぱビッグカップルはちげぇーよなー」
もう一人はくだらない嫌味を落として行った。



