今度は食むように、来た。
目を固くつぶり、思わずライガの胸元を両手でギュッと握った。
食んでは角度を変え、また食む。離れては、また重なる。
繰り返されるその行為に、まるで神経までとろけていくよう。思考も感覚も全て手放し、私の中にはもう、“悦楽”しか残っていない。
溺れるって――
こういうことかも知れない。
ライガの胸元を握ったままの両手。ライガは唇を重ねながらも、私の両腕をそっと掴んで剥がすと、自分の首に巻き付けた。
反射的にライガにしがみ付けば、ライガがそれに応えるように再び私を抱いた腕に力を込める。
ライガがどうして私にこんなことをするのか、さっぱりわからない。けれど――
私はライガが好き。
それが、今の私がわかる唯一の真実。
今の私の『全て』だと思った。
目を固くつぶり、思わずライガの胸元を両手でギュッと握った。
食んでは角度を変え、また食む。離れては、また重なる。
繰り返されるその行為に、まるで神経までとろけていくよう。思考も感覚も全て手放し、私の中にはもう、“悦楽”しか残っていない。
溺れるって――
こういうことかも知れない。
ライガの胸元を握ったままの両手。ライガは唇を重ねながらも、私の両腕をそっと掴んで剥がすと、自分の首に巻き付けた。
反射的にライガにしがみ付けば、ライガがそれに応えるように再び私を抱いた腕に力を込める。
ライガがどうして私にこんなことをするのか、さっぱりわからない。けれど――
私はライガが好き。
それが、今の私がわかる唯一の真実。
今の私の『全て』だと思った。



