…………つーか。 それ以上に、 遥を見てる輩(ヤカラ)が、 異常に多いことに俺は気づいた。 ……見てんじゃねぇよ、クソが。 「………これ。着ろ」 ―――そんな連中に 心底ムカついた俺は、 自分が着ていたものを 脱いで渡して着させることで、 周囲の遥を見ている男共を 蹴散らすことに成功した。 「あ、ありがとう……」 そう言って受け取った遥。 …………きっと、 遥はわかってなんか いないだろう。 俺がTシャツを脱いで渡した、 “本当の理由”を―…。