「でも、森と遥以外はみんないる
よ?………って、あれっ?夏樹が
どっかに消えちゃったみたいだけ
ど」
「…………そっか」
「琉美は?何人で来てるの?」
………友姫がいるのに、
その質問、
ちょっと変じゃない…?
そう思いつつ、
「2人だよ」
あたしは、そう答えた。
―――そのすぐあとだった。
「……………」
「な、何よ……?」
輝流君の、視線を感じた。
「…………否、なんでもねぇ」
そう言いつつも輝流君の目はまだ
あたしにあるように思えた。
…………これはいわゆる、
“ガン見”ってやつ。
でも、あたしが輝流君に
ガン見される理由は、
たぶん、ない…………ハズ。

