「友姫ぃ〜。何食べる?」 「あ、じゃあ、焼そばを…」 「はい。どーぞ」 「咲希はぁ〜?」 「焼そばととうもろこし!!」 「はい」 ―――そんなやり取りを、 遠目に見ながら俺は、 咲希…否………“遥”を、 見ていた―…。 雰囲気も、外見も、 どこからどう見ても、 “女”な“遥”を―…。