「「「「………………」」」」

あたしも友姫も遥も…

そして夏樹君までもが、


黙り込んでしまった…。







―――そんな重い空気の中、

口を開いたのは―…






「ねぇ…「健。そんなことより、
腹減ったから、飯、買って来い。
………彼方と翠と夏樹と潤の5人
で行って、買えるだけ(持てるだ
け&食えるだけ)買って来い」」

―――潤君が何かを
言いかけたとき、

それにわざと被せるように
輝流君がそう、言った―…。



………そして、夏樹君に
自分の(と思われる)お財布を、
投げ渡した―…。