**籠の中のお姫様**

恐る恐る見上げるとさらにキツい目で睨んできた。
思わず身を竦ませる。
「俺が買うっつってんだろ」
…え?
「言った…?」
「…」
「ごめんなさい…選んできます…」
威圧に負けすごすごと最初に見つけた水着を手に持ち流海に渡す。
「…ガキ」
ボソッと何か言われた気がしたがよく聞こえなかった。