菜々子は長い髪の毛をくるくると指で巻ながら、微笑む。 「ねぇ、美桜ちゃん」 「なに」 「美桜ちゃんが悠大くんを好きなら、ナナは手を出さないよ」 ……ナニソレ。 完璧な遊び人じゃん!! あたしは椅子に座りなおして、菜々子の顔を見るのをやめた こんなかわいい子に協力してもらうなんて、あたしはイヤだ