手が滑って、巻いていたバスタオルを落としてしまう。

とっさに体を手で隠す。


「・・・見た?」

「見た。けど―――」



トサッ―――


後ろにあったベッドに体を押し倒され、

トオル君の唇が重なる。


「っは、なぁ・・・」

「・・・ぅん」