みんな陸に上がり休憩がてら一服吸っていると洋太が

「今日初めてなのに立てるまでいくなんて大したもんだよ!」

「マジで」

「ああ、みんなあきらめちゃう人多いからマシな方だよ」

「乗れると最高に楽しくなるね!」

「だろ!」

緒方が

「ハマる理由がわかるだろ!」

「なんかわかるような気がするな」

休憩も終わり早々とまたみんな海へ向かった

私も失敗だらけだったが何度か立てるようにもなり笑顔が絶えなかった


ずっと海にいた為に時間の感覚がなかった

上がるというので帰宅準備をして緒方の家に向かった

家に着き時間を見ると既に夕方三時だった

「もうこんな時間なんだ…」

私が言うと和義が

「海入るとこんなもんだよ」

「マジで」

「楽しいから時間なんてあっという間だよ」
緒方が言っていた

板を洗い、スーツを洗うと私達は帰る事にした

最後に緒方が

「また明日な!」

と言うと私は

「おう、じゃあな!」
来た道を戻り電車に乗って自宅へと戻って行った

久々によく眠れた夜だった