次の日になり朝いつも通り改札には緒方達が待っていた

「ちょっとさぁ今日天気いいから行くよ!」
緒方が唐突に言い出した

「どこに?」

と聞くと

「海だよ!うーみ!」
「えっ!?学校は?」
「サボりに決まってるだろ!大丈夫だよ」

「うーん、まぁそう言うならじゃあ…」

「はい、決まり!電車乗り換えるよ!」

そう言うと私、緒方、和義、洋太の四人は電車に乗り海へと向かった

向かう最中車内で和義が

「誉志幸って普段何してんの?」

と聞いて来た

「俺?うーん…バイトか友達かな…今現に遊んでるしなぁ…和義は何してんの?」

「俺はスケボーかターンテーブルいじってるかな」

「何?和義DJなの?」
「いや、まだハコでは回した事ないけどやってみてぇよ」

「スゴいねぇ…洋太は何してんの?」

「俺はバイトかな…あと彼女と過ごしてるかな…」

「へぇ彼女いるんだ」
「誉志幸は彼女いんのか?」

「まぁ…和義や緒方はいんのか?」

「俺は一応いるかな」
緒方はそう言うと和義は

「俺はフラれたよ!」
『ハハハハッ!』

「そうなんだよ!和義ねぇ誉志幸が入学する前にフラれちゃたんだよ!」

「緒方!余計な事言うなよ!」

少し照れる様に和義は言っていた