新しい高校にもなれ地元の益山達と同じ方向の電車に乗り駅を降りると緒方達が改札口で待っていた

「おはようさん!」

私はいつものように挨拶すると眠そうに緒方は

「ウィッス!」

と言っていた

駅を出て四人で駅を出てすぐの噴水に面したベンチに座り一服していると私は緒方に質問をした

「ちょっとさぁ聞きたかったんだけどみんなって年いくつなの?」
「年?俺と洋太は誉志幸と同じ年かな。和義だけ一コ下だな」

「ふーん…あとさぁ緒方って日サロかなんか行ってんの?日増しに黒くなっていくからさぁ…」

「ああ、これ?いゃぁさぁ毎朝サーフィンやってるからじゃねぇかなぁ…」

「え、緒方サーフィンやるんだ?」

「ああ、和義もやってるよ。なぁ!」

「そうだな。俺土日しか行ってねぇけど緒方は家の前が海だから毎朝早く行ってから学校くるんだよ」

「マジで?!ずいぶんカッコいいな!」

「洋太も今年からやるって言っててボード買ったんだ」

緒方がいうと洋太が

「まぁ俺やった事ねぇけど二人の見ててなんか楽しそうだしよ。じゃあ俺もやろうってなったんだ」

「へぇ~」