中学生最後の日が来た
朝からそのまま学校へは行かず、全員で学校へ向かう事にした

私は益山の家へ行きふたりして勝谷の家へ向かって歩き始めた

しばらく歩いていると少し離れた所から

「ユキ、益山!こっちこっち!」

とメンキンと健児が手を振ってこちらに向かって歩いて来た

四人で勝谷を迎えに歩き始めた

勝谷の家に着いてとりあえず一服をしてから学校へ向かう事に

歩きながら勝谷が

「いよいよ明日合格発表だな!俺大丈夫かな?自信ねぇよ…」

するとメンキンが

「大丈夫だって、それと朝からろくでもねぇ事言うなよ」

それを聞いて益山が

「でも全員県立高校だろ?私立誰か受けなかったのか?」

誰も返事をしなかった
「なんだ誰も受けてねぇのか?ユキとメンキンは受けたと思ったんだけどな」

「俺ん家は経済的事情でパスだ…」

私は少し恥ずかしく言った

「まぁ私立は修学旅行が海外ってだけで特に何もねぇだろ?」

とメンキンが言った

気がついたら学校に着いていた

学校に着くなり下駄箱前で受付を済ませ意気揚々、各々の教室へと向かって行った

私はみんなとはバラバラの教室の為一階の一番奥の教室へと歩いて行った