見た目は清楚なで清潔感がある子だが性格はサバサバしていた

やたら同性の友達が多かった
男にも媚びないし妙に甘えたりもしなかった同性に好かれる女性とはこういうもんなんだなぁと思った

「あたしワンピースとか買うの久し振りだなぁ。いつも迷わずにパンツだし。あとあたしヒールとかダメなんだよね。足痛くて…」


私は少し笑ってしまった

「まぁいいんじゃねぇの。じゃあ俺からのプレゼントを一つあげましょうかね」


子供の様な笑顔でこちらを見ていた

「なに!なに!」

「ワンピースにあう靴というかサンダル?を買ってあげましょう!」

「マジで?!」

「おう、いいとも」

かなり嬉しそうな顔でポテトを食べていた

「あとで買いにいきますか!」

「うん!」

そういうと店を出て車に戻ろうとした

「まださぁお昼ぐらいだからどこか行こうよ。どこ行きたい?」
若菜が聞いてくると

「うーん…適当に海とか公園でも…あっ、せっかくだから海岸線沿い走らない?」

「いいね。じゃあ海に行っちゃおっか!」


ふたりとも車に乗り込むと海へと向かった