「すごいでしょ!ユキちゃんの腕スゴいねぇ。茶色じゃなくて真っ黒になってるね!」

若菜は私の腕を触りながらそう言った

「だろ!やき過ぎて痛いもん!」

「あたしも体中ヒリヒリするもん。今日はお風呂一緒に入ろうよ」
「えっ!?」

いつまでたっても慣れない自分がいる

「まぁいいよ」

「ホントに!初めてじゃない、一緒に入るのって!」

「そ、そうだね」

そうなのだ
私は若菜とは恥ずかしさの為風呂に一緒に入れないでいた

私にとっては勇気のいる事でもあった


風呂場に行くとそそくさと私は下着を脱ぎタオルを持って体を流し湯船に入った

若菜は遅れて入ると髪の毛を束ね、体を流すと湯船に入った

変にドキドキしていた
私にはもったいないくらいの芸術品が私と同じ浴槽に入り隣りにいる

湯の熱さと頭の中が熱くて気が変になりそうだった

若菜が私の背中を流す
手から優しさが伝わるぐらいの感じであった
私も若菜の背中を流すと変な気分になる

愛情ではなく性欲が出てきてしまっている

愛情はあったと思うが最高の女性の全体像をみて浴場しない方がおかしい状況だった

私はそのまま若菜を後ろから抱きしめた