*




このキオクを




誰かと共有したいだなんて思わない



むしろ


はやく忘れたい




だけど


忘れられないんだ



忘れようとする度


そのキオクの棘がうちを突き刺して




いつまで


このキオクに苦しめられなければならないんだろう




*