「まぁまぁ、落ちつけ。重いもの持って移動しなくてよくなったから、いいじゃん」 俺は都筑に近づき、耳元でささやいた。 「ッッそういう問題じゃ―――」 「なに?」 ギャーギャー騒ぐこいつを黙らせるため、顔を近づけた。 メガネをはずし、こいつの目を見つめる。 「ッ!///」 案の定、顔は真っ赤。 かっわいいなぁ。 目…きれいだな。