「はーあぁーつっかれたなぁー」


谷内はキーキー鳴るうるさいイスに座り、背伸びをする。


「先生、疲れてんの?じゃぁ、これあげるよ」


あたしは自分の鞄の中をごそごそと捜し、あるものを出した。


「はい、あげる!」