「俺、なにしてんだよ…!麻理亜が今まで辛い思いしてたのに…!麻理亜の傍に一番いたのに……」 こんな隆司を見るのは初めてだった。 「隆司は悪くないよ。私…隆司がいてくれてすごく助かったんだよ。だから…」 「麻理亜…」 「だから…ありがとう」 私はこれ以上、隆司に自分を責めてほしくなかった。 だから笑った。 隆司はそんな私を抱きしめた。