読み終わったあと、俺は情けないくらいに涙が溢れた。

「魅音に会いてぇーよ…」

そう呟いた俺にみんなはなにも言わなかった。

しばらくの沈黙を破った俺はみんなに誓った。

「俺は絶対に死なない。命が朽ち果てるまで生きてやるよ。次また魅音に会うときに、堂々と胸はれるように。だから…こんな俺についてきてくれ」

俺はそういってみんなに頭をさげた。

「あたりまえだよ」

慎也…

「ってか今更だよな!」

隆司…

「だな。俺らは死ぬまでお前についてってやるよ」

愁…

「俺らのトップはお前だけだ」

佑大…

「みんなありがとう」