"朱雀"【唯一無二の光】




「おい」

女は無言だった。

そのかわり、顔を静かに俺にむけた。

夜だったけど、周りにあるイルミネーションのおかげでわかる。

茶色く長い髪を綺麗に巻いていて、目は一重だけど大きい。
ちょっとだけぷっくりとした唇。
身長は…とりあえず小さい。

俺はその女をみたとき、なぜか守りてぇと思ったんだ。