サクラ

もう一度、親友の顔を見る。

やっぱり笑ってる。




名前は記憶から抹消したのに、あの笑い顔が忘れられない。



親友だと思っていたのは俺だけで。


俺は、独りぼっちのみじめなやつだ。


誰からも必要とされない。




もう誰も信じられなかった。

信じたくなかった。

裏切られて、傷つくのは自分だから。