サクラ

たっぷり泣いた後、あたしは考えた。


あたしはどうしたらいいのか?


答えはわからない。


まだ時間がかかる。

だったら、真実はほっといて、偽りの答えでいい。


あたしは自分に言い聞かせた。


――輝。とりあえず、《時》の流れに乗ってしまえばいいんじゃない?

辛いことはそう長く続くものじゃない。

くよくよしてたら、楽しいことにも乗り遅れる。

悲劇のヒロインなんて、輝には似合わない。


あたしは頬をひっぱたいた。