サクラ

遥菜は、独特の奇妙な思考回路と感性を持っていた。


頭の中はどうなっているんだろう、といつも思わされる。

だって、強風が吹き荒れた後、

「風力発電が!!」

なんて、言う人いるか?


いたら、教えてほしいくらいだ。


どういう意味か聞いたら、

「キミ、風力発電の風車、見たことないの!?」

と、怒られた。


ようするに、強風から、風車が勢いよく回るのを連想したらしい。



秀才でありながら、こんな意味のわからない感性を持っている。

僕は、遥菜に振り回されつつも、夢中だった。