楓には同じ会社になってから、一番に仲良くなった友人だった。
私の話を聞いてくれたあの日の楓は、目に大粒の涙をこらえて言ってくれた。
『その男、サイテーだね!!!!。』
楓には何もかも話せる気がした。
だからこそ、嬉しくて仕方なかったのかもしれない。
姉と比べない人がいる。
私を見てくれる人がいる。
姉がいない場所でも、私は私で居られる。
そんな時間に、大きな幸せを感じていた。
「…綾。」
それは少し前の話。
「俺、綾のこといいなっておもってんだよね。」
高校の頃、はじめて言われた言葉。
そこそこの私を好きと言ってくれた初めての言葉だった。
「…私でいいの?。姉さんのほうがきれいだよ?。」
臆病にもそんな言葉を漏らした私に彼は言ったのだ。
「ぶっ…俺は綾がいいなって思ってんだってば。」
「…そ…そっか…。」
真っ赤になった顔を隠そうとして俯くと、彼は私の頭に手を乗せて言ってくれる。
「俺と付き合ってくれる?。」
「…はい。」
その後、顔が真っ赤だと散々からかわれていた日々。
一緒に登下校した毎日。
そんな毎日が、ずっと続けばいいのにと思っていた。
…続くと思ってた。
私の話を聞いてくれたあの日の楓は、目に大粒の涙をこらえて言ってくれた。
『その男、サイテーだね!!!!。』
楓には何もかも話せる気がした。
だからこそ、嬉しくて仕方なかったのかもしれない。
姉と比べない人がいる。
私を見てくれる人がいる。
姉がいない場所でも、私は私で居られる。
そんな時間に、大きな幸せを感じていた。
「…綾。」
それは少し前の話。
「俺、綾のこといいなっておもってんだよね。」
高校の頃、はじめて言われた言葉。
そこそこの私を好きと言ってくれた初めての言葉だった。
「…私でいいの?。姉さんのほうがきれいだよ?。」
臆病にもそんな言葉を漏らした私に彼は言ったのだ。
「ぶっ…俺は綾がいいなって思ってんだってば。」
「…そ…そっか…。」
真っ赤になった顔を隠そうとして俯くと、彼は私の頭に手を乗せて言ってくれる。
「俺と付き合ってくれる?。」
「…はい。」
その後、顔が真っ赤だと散々からかわれていた日々。
一緒に登下校した毎日。
そんな毎日が、ずっと続けばいいのにと思っていた。
…続くと思ってた。
