「もうっ!起きてってば!」
「なんだ、亜澄か。」
「凛、帰るよ!」
「はいはい」

あー…
あたし、仲岡 凛。
16歳の高1。

さっきから話してくるのは
村山 亜澄。同じく16歳。
親友とかゆーやつ。


どうやら、あたしは
さっきの先生の声を子守唄に
寝てしまったみたいだ。