シンタくんが沈黙を破った 「そっち行っていい?」 「え!?えっ…うん…」 観覧車が大きく揺れて シンタくんがアタシの隣にきた こ…この状況はまさに… どうしよう、リップ…直してないよ しばらく見つめあった シンタくんがアタシの頬に触れた アタシはビクッてなる シンタくんの顔が近いよ いい香りに気が遠くなる シンタくんの向こうに、きれいな夜景が見えた… その瞬間… …クチビルが重なった… 初めてのキス 「………っ」 息ができないよ………