☆Baby Girl☆




気付いたらもう夕方になってた


帰りたくないな…




「最後はやっぱ観覧車?」


「うん!」




自然と観覧車に乗った


乗ったはいーけど!



かなり密室に二人きりじゃん?!



心臓の音、絶対聞こえてる…




「これから夏休みだし、いっぱい遊ぼう!!」


「うん、アタシバイト頑張るよ」



「イヤ俺が頑張るからさ、レイコは頑張って休みたくさんとって」


「えっシンタくん、何のバイトしてるの?」


「パチンコ屋と〜夜はバーだよ」


「えッ年齢は?」


「ごまかしてる」



「そうなの…大人っぽいもんね」



「そうかな??」



「そうだよ、シンタくんお客さんとかに声かけられるでしょ、カッコイイし」


「かけられないよ!俺こそモテないもん、いつも一緒にいるユウキいるでしょ、
あいつがヤバすぎて俺なんて……」



あのチャラ男クンか…




「っシンタくんの方が…カッコイイよ…絶対」



「あはは、ありがと」



あっ!照れ笑いした



かわいい…




突然無言になっちゃって…

シンタくんをチラッて見たら





…目が合った…






かなり




いいムード??