気付いたらもう夕方になってた
帰りたくないな…
「最後はやっぱ観覧車?」
「うん!」
自然と観覧車に乗った
乗ったはいーけど!
かなり密室に二人きりじゃん?!
心臓の音、絶対聞こえてる…
「これから夏休みだし、いっぱい遊ぼう!!」
「うん、アタシバイト頑張るよ」
「イヤ俺が頑張るからさ、レイコは頑張って休みたくさんとって」
「えっシンタくん、何のバイトしてるの?」
「パチンコ屋と〜夜はバーだよ」
「えッ年齢は?」
「ごまかしてる」
「そうなの…大人っぽいもんね」
「そうかな??」
「そうだよ、シンタくんお客さんとかに声かけられるでしょ、カッコイイし」
「かけられないよ!俺こそモテないもん、いつも一緒にいるユウキいるでしょ、
あいつがヤバすぎて俺なんて……」
あのチャラ男クンか…
「っシンタくんの方が…カッコイイよ…絶対」
「あはは、ありがと」
あっ!照れ笑いした
かわいい…
突然無言になっちゃって…
シンタくんをチラッて見たら
…目が合った…
かなり
いいムード??


