「あの女、相当男グセ悪いの!
とにかく…奪う、寝る、捨てる…みたいな奴なの!!!
実際私の男にも手出されたし…他の子もたくさん!!
もちろんうちら超仲悪くてね、その時シンと付き合いだして…
私に対する嫌がらせって、みんな気付いてた。
でもシンもまだ幼かったからね、騙されたとも知らずに…
ソッコー浮気されまくりで捨てられて…
かわいそうで見てられなかった…」
そうだったんだ……
「だから今回のこともなんか怪しい…
シンももう完全にふっきったって言ってたはずなのに…
とにかく私調べてみるから
レイコちゃん、また私と会ってくれない…?
お願い!!いい?」
正直、
迷った。
アタシはあの時確かに、別れの理由を
シンタくんの口から聞いた…
ヒカルさんの気持ちは…わからなくもないケド…
事実を知ったところで…
絶対また傷つくだけだ…
「…申し訳ないですけど………会えません……すみません………
これで失礼します」
結局アタシはそう言って、
ヒカルさんの引き止める声を…無視して
その場から
逃げるように
走り去った…


