「夢さんもその辺にしてご飯食べたら‥‥。」
と、いうナナリを無視してアタシの髪の毛をいじる先輩。
あっ!
アタシの紹介を後にしてしまい‥‥
すみませんね。
アタシは、、、
新田絢音[アラタアヤネ]
16歳。
帰国子女だ。
アメリカに渡っていてパティシエの勉強をしていた。
あっちでは、
「パティシエ界の神童」
と、言われていた。
こんなこと、自分では普通言わないけど。
いっか~。
子供の頃からお菓子が好きで‥‥
んで、自分で作れれば一番手っ取り早いから‥‥
趣味でよく作ってた。
両親もパティシエだったんだが‥‥
フランスのコンクールに行く途中、飛行機がハイジャックされてしまった。
そして、またまた運悪く飛行機に故障が生じてしまい墜落。
漫画のように一気にゴロッと事が一気に起きてしまった。
物心つく前の出来事で、
アタシは受け入れることが出来ないでいた。
でも、勇気づけてくれるモノが一つ合った。
お菓子だ。
両親がアタシに残してくれたたった一つの希望だ。
アタシは、この時からパティシエに本気でなろうと決めた。
両親とアタシを繋ぐものはコレしかないから。

