「不潔な女の子は嫌われるよ?」
聖夜さんはそう言ってクスクス笑った。
シャワーを浴びるのが面倒とかではなく……。
「それとも、シャワーを浴びることが出来ない理由でもあるの?」
私は首を左右に振った。
犯罪者である彼を前にして、本当の理由なんて言えるはずもなく……。
「じゃあ、大丈夫だね。あっ!心配しないで?キミがシャワーを浴びてるときに何かしようとか考えてないから……」
「えっ?」
聖夜さんの言葉に思わず声が出てしまった。
何だか彼に心の中を見透かされてるようで怖い……。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…