「これ、晩ごはんね。適当に買って来たから好きなの食べてね」



レイナさんは、パンパンに詰まった2つのコンビニ袋を聖夜さんに渡した。



“ありがとう”と言って受け取った聖夜さんは、コンビニ袋から中身を出してテーブルの上に置いた。


おにぎりにパンにサンドイッチ、サラダやカップ麺、カップスープにカップ味噌汁、ジュースにお茶にお菓子も出てきた。



「すごいな……」



テーブルの上に出された大量の食料を見て、聖夜さんはそう呟いた。