「罪を償って下さい。警察に行って、包み隠さず全て話して下さい」
「あぁ、そうするよ……」
彼は私を見て、そう言って力無く笑った。
「聖夜から君に会って、これを渡して欲しいって頼まれて……」
「えっ?」
彼はゆっくり椅子から立ち上がり、私の前まで来ると小さな紙袋を差し出した。
「君への誕生日プレゼントだって」
「誕生日、プレゼント?」
なかなか受け取ろうとしない私に、彼は私の手に紙袋の持ち手を握らせた。
「これを渡したら自首しようと決めてたんだ……。君も聖夜も苦しませてしまった……ゴメン……」
彼はそう言って頭を下げた。



